社長挨拶
地球温暖化が大きく問題視されるようになりました。温暖化を含めた環境問題は、私たち人類にとって社会システムとライフスタイルの大きな変更を要求しています。弊社が考える環境問題とは、すなわち「経済問題」です。そして「経済問題」とは、究極的には「エネルギー問題」に他なりません。人口増加・資源枯渇・食料不足など多くの社会的、経済的問題が発生しています。しかし、あえて極論を言えば大半は、「エネルギー問題」に集約されると思います。
その理由は、大量で・安価で・持続的に利用可能なエネルギーがあれば、多くの問題は緩和できると考えるからです。現代の資本主義システムを根底から支えているのは、安価な石油を基盤とする石油エネルギー資本主義と言い換えてもよいのではないでしょうか?
人類は食料とエネルギーの制約により自然の掟の中で生存してきました。しかし、石炭や石油を見出し、利用方法を高度化することで、現在の物質的繁栄を獲得しています。ピークオイルが現実的なものになり、石油供給が需要を満たせなくなる近い将来には、戦争と言う資源争奪戦が、再び行われることも非現実的ではないと思います。既に冷戦として資源戦争は世界中で起こっています。
環境問題を緩和するには、石油に代わる新たなクリーンで持続供給可能なエネルギーを見出すしかありませんが、これは容易なことではありません。幸い日本は、優れた省エネルギー技術や、高度な公共交通機関による効率的な社会システムを有しています。これを更に高度化することにより、効率的な経済システムを実現することで、新しいエネルギー社会への架け橋とすることが優先されます。
私たちは、省エネルギー化や省資源化の実現を通して、環境負荷の低減に努めてまいります。そして、この日本の素晴らしい技術が、世界に貢献できるための普及を行います。
2008年5月1日
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